今年もこの季節がやってきました。
そうです、梅干し作りの季節です。
先日、生協で頼んでいた梅3kgが届いたので、さっそく梅干し作り開始です。
今年の梅は大きくてきれい。いつもはもっと傷がある梅がいくつか入っているのですが、今年の梅はきれいで状態がいいです。ひとつも廃棄することなく全部使えました。
いつもながら、とっても甘い香りがしています。
こんなに甘い香りがしていると、そのまま食べてしまいたくなるのですが、生の梅は毒があるから食べちゃダメ!と言われているので、食べたことはありません。
梅干しを作る時には、ヘタを取って…
ホントに食べちゃダメなの?
ふと、疑問に思い調べてみました。
なんと、生の完熟梅、食べても大丈夫なんですって!!
毒があって注意が必要なのは、まだ若い青梅。
梅の種や果肉には、種を守るため「青酸配糖体」という、糖と青酸が結合した物質があり、その青酸が、人間の体内に入ると呼吸困難や目まいなど深刻な影響を与えるんだとか。
しかし、青梅を300個程度食べなければ、深刻な影響は出ないそうなので、食べたら即、毒、ということではないらしい。種の中には実の部分より毒性が強いので種は食べない方がよさそうです。ま、種は食べませんけどね。
梅の実が大きくなり、種が堅くなるにつれて、種を守らなくてもよくなることから「青酸配糖体」は分解されて、人間にとって食べやすくなります。
漬けたり干したりするとさらに分解されて、よりおいしく、安全に食べられることから、梅干しにして食べるようになったんですね。
いや~、昔の人はすごいです。
ということで、完熟した生梅は食べられることがわかりました。
ネットでは、「食べたけど苦くて半分しか食べられない」という方もいれば、「甘くておいしい!」って方もおられます。
どっちがホント?
食べてみればよかったのですが、時すでに遅し…
今朝、塩漬けしてしまいました。 残念、来年はひとつ食べてみようと思います。(覚えていれば、ですが。)
生梅を使った料理のレシピなんかもあり、生梅を食べてる人がこんなにいるんだ~ってびっくりしてます。
これなんて、とってもおいしそうです。
今まで捨てていた生梅、結構あるのですが、こうして料理に使えるならもったいなくないですよね。
来年は、傷がついて捨てる梅を料理に使ってみようかな。
さて、今日、塩漬けした梅は4~5日したら梅酢があがってきます。
この梅酢、野菜を漬けるととってもおいしいお漬物になるので、毎年必ずペットボトルに入れて保存しています。
夫はこの梅酢を水にちょっとだけ混ぜて飲むのが好きです。
二日酔いの時は、ペットボトルに梅酢を少し入れた水を持って会社へ行っていました。
塩分補給にいいそうです。
この季節、温度も湿度も高くなってきます。
カビには十分注意して、梅干し作り、楽しみましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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