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今さらながら「了解」と「承知」の使い分けについて考えてみる

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2020年、新たな年を迎え、そしてひとつ年を取り、新たな年代に突入しました。

50代となった今、素敵な大人を目指して言葉遣いにも気をつけていきたいと思っております。

さて、今回のお話。

ハッキリさせよう「了解」と「承知」の使い分け!

ということで、今さら感はありますが、再度、確認しておきたいと思います。

 「了解」と「承知」

ビジネスメールだけでなく、電話や対面でもうっかり使ってしまいがちな敬語に、
「了解しました」がありますが、これは敬語としては間違いなんですって。

「分かりました」「理解しました」という意味で、メールでも会話でも広く使われている言葉なのに、「どこが間違いなの?」と疑問に思うかもしれません。

そこで今一度、「了解」と「承知」の意味の違いを確認してみましょう。

 

「了解」とは、相手の事情や伝達内容を理解して「承認」することです。

認めるという意味合いが含まれるので、本来は目上の者が目下の相手に了承の意を伝えるときに適しています。

 

「承知」とは、相手の事情を知り、分かっているという意味で相手からの申し入れや頼みを聞き入れるときに使います。

 

したがって、上司が部下に対して「了解です」「了解しました」と使うのは問題ありませんが、部下が上司に対して使う場合は「承知しました」「承りました」とするのが適切です。

 

例えば、上司が部下からの連絡に返信する際、「〇〇の件、了解しました。」のように使うほか、自分が上司の承認を得ることを相手に伝えるときも「〇〇の件については上司の了解を得てからご連絡いたします。」のように使います。

一方、上司からの連絡に返信する際は、「〇〇について承知しました。」とか「〇〇のご連絡、承りました。」とします。

「了解しました」と「了解いたしました」

「了解」という言葉は、目上の人への使用は避けた方がよいということがわかりました。

では、「了解いたしました」はどうでしょうか。

「了解しました」は「了解した」の丁寧語です。

目上の人と会話をする場合、相手に敬意を示すためにへりくだった表現をする必要があります。

相手に敬意を示す表現をする場合は、「丁寧語」ではなく「謙譲語」を使用することがビジネスシーンにおいて基本となってきます。

そのため、「了解しました」はビジネスシーンで目上の人に使用することはふさわしくないとされています。

では、「了解しました」を謙譲語にするとどうなるでしょう。

「する」を謙譲語で表すと、「いたしました」となります。

つまり、「了解しました」は謙譲語で表すと「了解いたしました」となります。

「了解しました」を目上の人に対して使用する場合は、「了解いたしました」とすればよさそうですね。

ですが、「了解」自体が目上の人に対してNGという雰囲気がある以上、少々堅苦しくても「承知しました」にしておくのが無難でしょう。

まとめ

<「了解」と「承知」の使い方>

●上司から部下に伝える場合

 →日程変更について了解しました。

 →日程変更の件、了解です。

 

●部下から上司に伝える場合

 →日程変更について承知しました。

 →日程変更の件、承りました。 

 

今まであまり意識して使い分けていなかった「了解しました」と「承知しました」ですが、「了解」と「承知」それぞれの言葉の意味の違いを理解した上で、使い分けたほうがよさそうです。

 

 

やっぱり日本語は難しい!

 

 

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