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「ツバス」が出世すると「ブリ」になる

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年末に娘のリクエストで手巻き寿司をしようと思っていたのですが、なんやかんやと食べるものが多くて延び延びになっていました。

先週末、夫が大阪へ帰ってきたので、やっと娘の念願の手巻き寿司にすることにしました。

スーパーでお刺身を見ていると、「ツバス」と書かれたお刺身が。

ハマチのような身で、でもハマチより小さい。

ハマチは出世魚と言われています。ひょっとして、ハマチの小さいのかな?と思い調べてみました。

ツバスとは?

ツバスは海の中層を猛スピードで泳ぐ回遊魚です。

成長するに従って呼び名が変わる出世魚として親しまれているそうです。

関西では、ツバス→ハマチ→メジロ→ブリと呼んでいますが、地方によって呼び名が違うんですって。

関東では、ワカシ→イナダ→ワラサ→ブリと呼ぶそうです。

へぇ〜、ハマチは関西の呼び名なんだ…知らなんだ…

大きさで言うと体長35センチ以下のものをおもにツバスと言いますが、ブリより脂が少なく白身魚のようなあっさりとした淡白な味わいです。

魚屋さんの店頭に並ぶツバスとハマチには決定的な違いがあるそうです。

なんだと思います?

実は、ツバスはそのほとんどが天然物。

養殖物は、ハマチと呼ばれる大きさになってから出荷されるので、ツバスと呼ばれる養殖物はあまり見かけないのです。

一方、魚屋さんで見かけるブリやハマチはほとんどが養殖物、なんですって。

なるほど〜

出世魚の「出世」とは?

ところで、出世魚というネーミングはどこからきているのでしょうか。

この出世魚の「出世」は、日本ならではの風習と関りがあるようです。

江戸時代まで武士は出世や元服によって名前を変えていました。

成長とともに名前を変える魚は、この慣例に倣って出世魚と呼ばれ、縁起の良い魚として祝いの席で振舞われるようになったとされています。

実際に成長するに従い名前が変わる魚はたくさんありますが、一般的に「出世魚」と親しまれているのは、ブリ、スズキ、ボラなどが有名です。

ちなみに、スズキは、セイゴ、フッコ、スズキと名前が変わります。

ボラは、イナ、ボラ、トド。「トドのつまり」の「トド」とはこのボラのことで、これ以上大きくならない、進まないなどの意味で使われています(諸説あります)。

 

手巻きずしを食べながら、出世魚に思いを馳せておりました。

昔からある日本の文化、風習も大事にしていきたいものです。

 

 

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